BIKE FRIDAY

BIKE FRIDAY


驚異の全体バネ構造

BikeFriday のツーリングモデル NewWorldTourist(以下 NWT表記)のフレーム構造を見てみると、メインフレームに太いパイプを使用していますが、それ以外には細身のストレートパイプが使用されています。

通常多くの自転車には、根元部分が太く、先端部分に行くにしたがって細くなるテーパー管が使われていますが、NWTはそれとは違う考えで作られている事がうかがい知れます。

▲左が通常使われるテーパーフォークで右がNWT

フレームパイプは、路面から受けた振動や衝撃をしなる事で軽減しますが、テーパー管は先端の細くなった部分がその役割をになっています。所が、ストレート管はパイプの根元付近からのしなりも期待できるため、先端部分は更なるショック吸収効果が望めます。これが、NWT独特の乗り心地のよさを生みだしている手法です。


▲細身のチェーンステーとシートステーは
丸いカーブを描きバネ効果を出している

通常ストレート管を使うと、テーパー管より弱くなるはずですが、NWTの場合には路面から衝撃を受けた際に、フロントフォーク、ステアリングチューブ、シートポスト、チェーンステー、シートステーがおのおのしなり、受けた力が一極に集中させない構造で壊れない工夫がされています。



このしなり具合を最大限生かす為に、多少は重くなりますが、フレーム構造の大部分をスチール素材で構成しています。
もちろんスチールパイプは旅先での思わぬ破損でも、小さな溶接機で大急処置ができる事も見逃せないポイントです。そこがワールドツーリストの名前が意味する旅行車としての性能でもあります。

<製作中>