BIKE FRIDAY

BIKE FRIDAY


BikeFridayは、アメリカオレゴン州でオーダーメイドで製作されるコンパクトな旅行用自転車。
折りたたみと分解を併用し、スーツケースに入れて移動できる事で有名です。

オーダーの際には、オーナーになる方の体形を測定し、フレームの各寸法を算定、ご自身に最適ポジション自転車を作る事ができます。
また、スタンダードな部品構成を変更し、お好みに合わせられる所などは完成車メーカーとして他にない特徴です。

車種構成

現在バイクフラーデーでは、使用用途に応じて車種をラインナップしています。

Pocket Rocket ・・・ オンロードツアラー
New World Tourist ・・・ トラベル&ツアー
Pocket Llima ・・・ オフロードツアラー
PakiT・・・ シティーツアラー

デザイン

BikeFridayのデザインは、見た目のテイスト以上に、旅の道具としての機能美を感じさせます。

例えば、乗り手を疲れさせない為に採用したメインフレーム以外の細身のパイプ構成は、その機能美とは別に、日本建築に使われる細い木組みでも見ているかのようで、繊細な感覚を持つ日本人として美しさを感じる部分です。

また、シートステーが低い位置にマウンされていて、視覚的にホイールベースが長く見えます。この事でドロップハンドルを装着しても全体が短く見えず、スリムなフォルムに見せる事ができます。

驚異の全体バネ構造

BikeFriday のツーリングモデル NewWorldTourist(以下 NWT表記)のフレーム構造を見てみると、メインフレームに太いパイプを使用していますが、それ以外には細身のストレートパイプが使用されています。

通常多くの自転車には、根元部分が太く、先端部分に行くにしたがって細くなるテーパー管が使われていますが、NWTはそれとは違う考えで作られている事がうかがい知れます。

▲左が通常使われるテーパーフォークで右がNWT

フレームパイプは、路面から受けた振動や衝撃をしなる事で軽減しますが、テーパー管は先端の細くなった部分がその役割をになっています。所が、ストレート管はパイプの根元付近からのしなりも期待できるため、先端部分は更なるショック吸収効果が望めます。これが、NWT独特の乗り心地のよさを生みだしている手法です。


▲細身のチェーンステーとシートステーは
丸いカーブを描きバネ効果を出している

通常ストレート管を使うと、テーパー管より弱くなるはずですが、NWTの場合には路面から衝撃を受けた際に、フロントフォーク、ステアリングチューブ、シートポスト、チェーンステー、シートステーがおのおのしなり、受けた力が一極に集中させない構造で壊れない工夫がされています。



このしなり具合を最大限生かす為に、多少は重くなりますが、フレーム構造の大部分をスチール素材で構成しています。
もちろんスチールパイプは旅先での思わぬ破損でも、小さな溶接機で大急処置ができる事も見逃せないポイントです。そこがワールドツーリストの名前が意味する旅行車としての性能でもあります。